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植物の力を借りながら。


by sense_of_wonderY
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フィトテラピー講座、終了。

おどろくほどにあっという間だった半年。
月に二回、藤沢まで通って学んだフィトテラピー=植物療法。
わかりやすくいえばハーブの有効成分を用いた療法。
まあ、療法といっても治療ではありません。
先生のお話は新鮮だったし、すごく納得させられた!
実に内容の濃い授業でした。







正直言って、ハーブの世界はちょっと近寄りがたく
避けていた部分が多かった。
でも。アロマテラピーを学んで、アロマセラピストを目指しているうちに
これだけでは決定的にだめだ・・・と思わされる事が何度もあった。
もちろん、ハーブを学べば完全か?といえばそれもまた、NOだが
アロマに足りない部分を埋めてくれる要素は大きい。
そしてハーブではカバーしきれない部分をアロマが補う。
なぜなら、アロマテラピーは植物療法の一部であり、
ハーブはその大元であるわけだから。

とくに、美容的要素に関してはハーブの力はかなり大きくて
アロマでは決して十分にできないようなことができる。
アロマセラピストの資格を取る事を決めたときに、私の頭の中には
「美容」「エステティック」という言葉は、正直皆無だった。
むしろこういう分野をやや下位に置いていたと思う。
しかし、フィトテラピーを学んでみて、本来のエステティックの意味や
必要性について再認識させられたし、その重要性を痛感した。
そしてこれらを軽視していてはアロマセラピストとしてもやっては
いけないだろうと感じるまでになった。
なぜか?
それはリラクセーションももちろん重要な要素であるけれど、
女性にとって「美」とか「アンチエイジング」というものは不可欠で
それこそが内面の美を見つめるためにも必要であるし、
生きる活力にさえなるからだと気づいたから。
そして、そのためには結果が出せなくては意味がないし、
やるからにはきちんとした理論を理解してやらなくてはそれこそ
本末転倒になる。
女性に限定したサロンをやろうとする以上、顧客である女性のニーズを
理解しなくては、成功どころか、顧客さえ付かないだろう。
エステティックという言葉が一人歩きしてしまっている感が
強い日本では、たぶんまだまだエステ=外見的な美 と思われがちだが
本来のエステティックとは内側からの美を引き出すためのお手伝い。
健康な身体、健康な肌があってこその美なのだから。

そんなことを学んだ半年でした。
そして、フィトテラピーは30代以降のこれから更年期を迎えようという
女性、更年期を越えた私の母世代の女性にとても有効だと感じます。
皮膚学も、こういうエステティック的なアプローチから学び直して見ると
なるほど・・・と思う事がたくさんありました。
まだまだ、理論を一通り学んだに過ぎませんが、これからこれを
どのように使っていくか・・・たのしみです。

なんだか偉そうな事を書いてしまいました。
しかも、プロフィールには「かけだしセラピスト」などと書いてしまいました。
これはある意味で自分にハッパをかけているのですが。
うーーーーーん。どうなりますか。
by sense_of_wonderY | 2007-11-09 22:07 | スクール