神の手
2006年 02月 23日
今年はいつまでも寒い冬です。ようやく土の下から顔を出した黄色い花。
春一番を運ぶ花の1つ、福寿草。
インストラクター試験に向けて、息子に手伝ってもらって
精油の学名、抽出部位、抽出方法とその主要成分を暗記。
息子がいつのまにか覚えていました(笑)
「ベンゾイン。スティラックスベンゾイン。エゴノキ科の樹脂を
水蒸気蒸留法。バニリン」と言った具合に・・・すらすらと(笑)
子供の吸収力はすごいですね。年末年始に毎日、一回、
つきあってもらっていたのです。
そんなことより、学校の宿題、しようよ・・・とは言えませんね。
将来、アロマセラピストになってもらいましょうか・・・
男性のセラピストさんがもっと増えるといいな、と思うのです。
さて、勉強の毎日・・・のはずなんですが、ちょっと久しぶりに
読書もしてました。それもアロマテラピーとはほとんど関係なく
パトリシア・コーンウェルの小説。『検死官シリーズ』の最新作
「神の手」このシリーズは科学捜査の最前線を主題にしつつ
人間の深層心理などにも迫る読み応えあるものです。
アロマテラピーとは関係ないと書きましたが、読んでいて結構
今勉強中の解剖生理学に関連することが出てきました。
たとえば、主人公の姪であるルーシーが下垂体腫瘍により、
プロラクチン過多の症状になるとか、遺体検視の記述とか。
あたりまえといえば、当たり前ですが、面白く読めました。
また、精神疾患がテーマになっているので、そちら方面のこと
もいろいろと・・・かなりグロテスクな場面もあります。
今日、ようやく上下巻を読了しました。ついつい夜更かしして
しまったのですが、今日からはまた試験に向けて・・・です。
by sense_of_wonderY
| 2006-02-23 13:27